専門性を高めて自分の武器をつくる

看護師の中でも、透析室で働いた経験のある人は数少ないといえます。それはどんな病院にもある外科や内科とは異なり、透析というのは限られた病院やクリニックにしかないからです。働いたことがなければどんなところなの?私にも出来る?といった不安は強いですが、ある種特殊であるからこそ魅力も多いです。

透析というのは、血液透析が必要な人が通院してきて治療をするという毎日繰り返しの業務であると考える人もいるでしょう。しかし、だからこそ患者の細かい変化に注意しながら日々関わることができるのですね。また、長期的に入院している人の看護展開というのは、比較的時間もあるのでじっくり取り組むことができますが、透析に通ってくる人の滞在時間は1日のうちに4~5時間程度であり、しかも1日おきです。入院患者に比べ時間が少ない中で、患者の持つ問題点を抽出し看護展開することは簡単ではないでしょう。また、患者の日常生活が透析に大きく影響するので、地道なケアが要求されます。

つまり、透析室で勤務する看護師は、患者に常に寄り添いながら、治療や看護を積み重ねていくことが求められるのです。そのためには透析に関する知識を十分に身に着けることも大切です。また、透析に関わる日常生活に注目することも大切です。透析は治療でもありながら、その患者の生活の一部でもあるということをしっかり認識しておきましょう。

透析室で勤務する看護師は、そのような透析に関する専門性を見につけることができるのが大きな魅力の1つです。
透析室で専門性を高めたいとお考えの看護師は、看護の現場もチェックしてみてください。